HOME彼と彼女のアキレス腱断裂日記〜1.受傷・入院〜 v.1

彼と彼女のアキレス腱断裂日記2002

〜1.受傷・入院〜 v.1 0574 Web Site Ranking

「それはさむぅい1月のことだった…

断裂の瞬間!

1日目:この日も彼は、いつも通りに私と一緒にバスケットの練習に出かけた。いつも通りにストレッチをし、いつも通りにもうそろそろ練習も終わりの時間。今度の日曜は初めての試合! 練習もラストスパート…とそのとき。「突然誰かに右足首後ろを激しく蹴られた」。実際には誰も後ろにはいなかった。
びっこを引いてコートの外に出てしばらくうずくまる。「蹴られた」と思われた足首後ろがかなり痛いようだ。脂汗をかいている。こんなにこの人が痛がるのは珍しい…骨、とうとうやっちゃったのか?(泣)
なんだか浮かない顔をして痛がっている彼に一抹の不安を覚えながらコールドスプレーで時々患部を冷やして様子を見た。
あとではっきりと知ることになるのだが、
このとき既にアキレス腱はきれいに完全断裂していたのだ。

病院巡り。(泣)

1日目続き:負傷してしばらくして練習も終わったため、「お先に」と二人で体育館を後にする。車中でひどく痛がり、寒気まで出てきたようなので、普段なら帰って湿布でもして鎮痛剤でも飲ませとけと思うが、あまりに尋常でない落ち込みよう? 夜間休日診療所に行ってみる?と聞いたところ「お願い。」とのこと。これはとてつもなく大事! この病院医者嫌いの男が!!
怖くてたまらなくなって急いで診療所へ。しかし、専門医が不在のため市内の専門医のいる救急病院を紹介される。この時点で既に1時間半経過。不安げな彼が私に
「ちょっと触ってみて」と言う。「蹴られた」と言っていた場所である。その足首の後ろの部分をそっと撫でてみる。…あるはずの腱がない。やっちまったんだな。これが『アキレス腱断裂』というものなのだった。
救急でかかったA病院で「アキレス腱が完全に切れてますので…」と、待合室で待っている私に診察している医師の声が聞こえた。
「明日会議があって会社にどうしても行かねばならないので来られるかどうか…」という彼。私の心の叫び→「あんたバカ?」(どっかで聞いたことのある台詞?)
足先を伸ばした形で右脚
腿の上まで添え木をつけて弾性包帯でグルグル巻きにして仮固定足先を伸ばした状態が、一番アキレス腱が縮む(切れた腱同士が一番近い距離だ)から。むくみを防ぐため、クッションなどを下において心臓より高くしておくようにとの指示があった。
かくして翌日直々に院長が診察して今後の予定を決めるというお約束で、松葉杖を借りて帰宅。仮払い10000円
治す方法には二通りある。『オペとギプス固定』一応、早く治すためにはオペで腱を繋いだ方が良いとのことで、オペを選択しようと思っている。
ただし、この救急病院、自宅から遠い上駐車場が少なく狭く、道路から入りづらい。運転下手くそな私としては非常に不安だった。まだ引っ越して3ヶ月も経っておらず、地理にも異常に疎い。せめて判りやすく家から近い場所で私が職場から通いやすい病院だったら良かったのに…。

2日目:朝、彼を会社へ送り届ける。松葉杖は学生時代から何度か使っているので上手に扱う。
昼過ぎ、私も職場から帰ってきて、会社へ彼を迎えに行く。さあ病院へ…という時に、彼から打ち合わせの申し入れが。(笑)
どうやら仕事が仕事なだけに(医薬関係)、病院の情報を仕入れてきた模様。結局、自宅から近いB病院の整形外科も大丈夫らしいということで、近い病院に転院を申し入れることにしてきたらしい。…まったく、勝手なことを。(苦笑)
A病院へ到着すると、院長がすぐに診てくれた。そして、転院の申し入れ…院長ご立腹?!(汗)
せっかくの腱縫合オペを前に気合いが入っていたからなのか、だいぶ不機嫌に紹介状を書いてくださったらしい。あーぁ。
翌日松葉杖を返しに行くとき私が直接院長に事情をお話しにいこうかと思ったけれど、また余計なことだと彼に怒られそうなので、黙っておいた。<結局いい台詞が浮かばず言わないで終わった女(笑)
ま、後日仕事で関わりのある卸さんにかの医師から愚痴のような話がいったらしく、彼に卸さんから直接連絡が入った。…狭い業界、会社に迷惑がかからねばいいんだが。つか、別に病院批判があったわけでもなく、病院自体は信頼に値する扱いをしてくださったので今後も私は利用すると思われるんだけど…嫌われちゃったかな。(涙) 精算:昨日の返金を受け(3日目の松葉杖代の支払いもあわせて)合計7000円弱
そして、夕暮れ間近の16時半過ぎ、紹介状を持ってB病院へ猛ダッシュ! …診察受付終了。(泣) 当たり前だ、
デカイ病院は大体昼で初診受付は終わる。病院にかかるのが嫌いな夫婦なのでそこまで頭がすぐに回らなかったのだった。

3日目:早く腱をつないで欲しいあまり、待たないで済むよう朝8時前から受付を待つ。8時半から受け付けだっつーのに。(笑)
そして、栄誉の1番ゲット!ヾ(@^▽^@)ノ←あまり意味はない(笑)
ところが、診察まで1時間待たされた挙句、混んでいてこちらでは受けられないので別の病院を紹介します、とのこと。げー。たらいまわし。←自分で回されるの希望したんだよな(爆)
2つの病院から選択出来たので、ヤブと評判のC病院を断り(越してきて初めて役に立った職場の方の助言。ありがと♪)、家からこれまた近いD病院に決定。あちらの医師に電話連絡までしていただき、受けてくださると承認を取り付けてから紹介状を書いてくださった。…しかし、このB病院、流行っているせいで看護婦の手が空かないのか、医師がいろいろ細かいことまでやるらしい。
「かわいそうだった」と診察室から出てきた彼は私に話してくれた。(笑)<後日同じ病室にB病院入院歴のある方がいてうかがってみたら「流行っているから看護婦が余りいい感じではない」とのお話<言われている看護婦だって精一杯やっているんだろうにねぇ(苦笑) 
D病院に急いでいく。初診受付を10時にして診察開始は13時。(T_T) それから
レントゲン撮影。オペに関してのインフォームドコンセント。オペ日がやっと1週間後(受傷10日目)に決まり、伴って入院がその前日・6日後(受傷9日目)に決定。今日中に検査を一通り済ませるとのことで、それから血液・尿・胸部X線・心電図をとる。院内のあちこちを松葉杖でウロウロせねばならず、手も痛くなってきて大変そうだった。車椅子、借りればよかったよね。(苦笑)
今までと同じように添え木をして弾性包帯でグルグル巻き。お風呂はまだまだ入れない。(笑) 脚を心臓より高くしておくようにとの注意も前の病院と同じ。
今日も1日仕事だった。精算:4000円強
オペ用に
ガーゼ寝巻きとT字帯を準備。ドラッグストアにて2400円くらい

4〜8日目:彼の仕事先に「入院のためしばらく回って来れない」とお話をしに行く。もちろん本人が。私はただの運転手♪ いや、なんせ彼、右脚をグルグル巻きにされてるので、アクセルもブレーキも踏めない。運転ができないのでお仕事も休み…とはなかなかいかないもので、クビにならないように極力彼の仕事をメインに私は活動。当然、私の仕事は休職。(泣) 退職を勧められなかっただけよしとしよう。うむ☆
ところで。一日仕事であちこち回っていると、やはり
むくんで多少痛みが出るようだ。無茶はいかん。(笑)

初めての入院☆

9日目:入院の朝。9時までに来てとのことで、8時50分入り。受付で「早いですね〜。カルテがまだ降りてきてません。」といわれる。なんで? 9時ジャストだと遅いって看護婦さんゆーたやん!と心の中でつぶやく。(笑)
して。即入院。病棟に行けと言われ、???マークが飛び交ったが、何とか到達。ナースステーションで婦長さんとご挨拶。病室(4人部屋)まで担当ナースが案内してくれた。ベッドサイドの使い方を教わり、荷物をあちこち納める。入院&オペ説明をしてくれるといわれてから1時間以上待たされ、私はまた仕事を遅刻。(泣)<このときはまだ連続した休職願いは出してなかった
と、突然やってきた医師にいきなり注射をされる。なんなの?? 落ち着いてみていたら、
抗生剤の皮下注でアレルギーテストをしていたのだった。2種類。彼はどっちも大丈夫そう。
14時半に
剃毛…といっても、ふくらはぎ下のオペなので、右足の先から腿にかけての部分だけよ♪ 「つるつるになった〜」彼談。15時半からお風呂…の予定が、水道設備の不具合で修理が入って全然順番が回ってこない。(苦笑) 私は面会時間が終わってしまいそうということもあって、オペ前最後のお風呂を見届けてあげることができずに帰宅。慣れない病室で不安そうな彼を置き去りにして。(笑)
よーし、私は今日からまた一人暮らしだ☆

〜1.受傷・入院〜 v.2につづく(笑) 
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